まずは自宅から!家庭で出来る災害対策

いざという時にそなえてあなたのご家庭でも地道な準備を!

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災害関連死をふせぐために

避難生活で大切な心のケア

緊急時においては命の安全確保が最優先され、メンタル面のケアについてはおろそかにされがちです。
しかし、避難生活が長期化すればするほど人間はメンタル面が不安定になるものであり、精神衛生が悪くなればうつ病や自傷行為、他罰行動などが表れやすくなります。
特に子どもの場合はメンタル面の影響を受けやすく、震災から20年以上が経過しても地震発生の瞬間を思い出したくないために時計が見られなくなってしまうなど、目には見えないところでさまざまな影響を受けています。
心のケアにおいて大切なのは、相手にとことんまで寄り添うことです。
その人の心をケアすることは、決して、安易に励ますことではありません。
むしろ、安易な激励は気分をかえって落ち込ませてしまうばかりか、余分な反発を招くことになりかねません。

長期の避難で気をつけたいエコノミー症候群

エコノミー症候群は災害関連死の代表格とも言われ、避難生活が長期化するほどにリスクが高まると言われています。
大人数が共同で生活する避難所ではどうしてもスペースが狭くなり、思うように体が動かせなくなります。
同じ姿勢を長時間つづけていると、やがて重力の影響で血液が下肢に滞留し、血栓や静脈瘤などがつくられやすくなります。
血管からはがれ落ちた血栓は全身をめぐり、ふとしたタイミングで肺や脳の血管を詰まらせ、肺塞栓症や脳梗塞などを引き起こします。
これがいわゆるエコノミー症候群です。
エコノミー症候群は運動不足のほか、水分不足でも起こりやすくなりますので、避難生活でも意識的に水分を摂るようにし、こまめに体を動かしましょう。